リヴ・タイラー(Liv Rundgren Tyler, 1977年7月1日生)は、エアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーの実子ですが、リヴが生まれた頃、母親は既に歌手トッド・ラングレンと交際を始めていたため、養父ラングレンと実母に育てられました。
そのため、リヴはラングレンを実の父だと信じて育ったのです。
リヴとスティーヴンが初めて顔を合わせたのは、ラングレンのコンサートの時です。
そして、スティーヴンの娘、つまりリヴの腹違いの妹が、自分とそっくりであったため、母親を問い詰め、初めてそこでリヴの本当の父親がスティーヴンであることを知りました。
リヴはその後、スティーヴンの勧めもあり、「タイラー」姓を名乗ることにしましたが、養父のことを今でも本当の父だと思っていることから、父親の姓「ラングレン」をミドルネームとして残しました。
リヴのキャリアのスタートは、モデルとしてです。
そこで、ある程度の成功を収めていて、世界中のファッションステージで注目されていましたが、すぐに女優に転身しました。
代表作は、「アルマゲドン」「ロード・オブ・ザ・リング」など。
「アルマゲドン」では、テーマ曲をエアロスミスが提供し、映画を通して父子共演を果たしたことで話題になりました。
現在では、女優を続ける傍らで、ジバンシイなどのキャンペーンにも参加するなど、ファッション業界との交流も続けています。
また、チャリティ活動にも熱心で、ユニセフ親善大使にも就任しています。