セレブとPETA

セレブとPETA

PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)は、過激な抗議行動を起こすことで有名な動物愛護団体ですが、近年、PETAの広告にセレブが登場することが多くなりました。

動物愛護活動は、立派な社会貢献だという認識が、セレブの中に根付いており、PETA支持を表明しているセレブの数は相当数になります。

シャーリーズ・セロンエヴァ・メンデス、ポール・マッカートニーなど、世界中の著名人が、PETAの活動を擁護しています。

PETAはセレブを広告塔に使うことで、莫大な金額の寄付金を集めることができ、セレブは、動物愛護活動に携わることでイメージアップに成功します。

つまり、セレブとPETAの双方にメリットがあるからこそ、この密接な関係は成り立つのです。

PETAは、毛皮を着るセレブがいると、露骨な抗議行動を起こします。

毛皮好きのスーパーモデル、ジゼル・ブンチェンは、自身が出演したファッションショーで、PETA会員による突然の抗議行動が起こり、ターゲットにされました。

また、アンジェリーナ・ジョリーが初監督している映画では毛皮を着るシーンがあり、パパラッチが物議をかもし出そうとしましたが、これは事前にアンジーがPETAに「このシーンはフェイクファーで撮る」と報告してあったので、大事には至らずに
済みました。

それだけここ数年でPETAの顔色を伺うセレブが増え、私たちはPETAの底力を知らされるようになった気がします。