ジゼル・ブンチェン（Gisele Caroline Bundchen, 1980年7月20日生）は、ブラジル出身のドイツ系モデルです。
ジゼルは、「フォーブス」誌の「最も稼ぐモデル」ランキングで7年連続1位を獲得し、2011年に入って、スーパーモデルとして初めて「億万長者」の称号を得ました。
モデルのほかに、実業家としての収入があり、ホテルを所有し、また自身の靴ブランドの売り上げが好調で、圧倒的なビジネスセンスもあることから、1位の座をキープしています。
2000年からヴィクトリアズ・シークレット専属モデルにも抜擢され、2006年までその契約は継続しました。
ジゼルの功績は、単にトップモデルの座に就き、ビジネスで成功した、というだけではありません。
90年代後半、「ウェイフ・ブーム（「フェイフ」は「浮浪者」の意味）」が起き、グランジ、ヘロイン・シックといった、現代社会を象徴するようなファッションの流れにあった中で、ジゼルはそのセクシーで完璧とまで称される美貌で、ファッションの定義をセクシーでゴージャスなものに変えたとされています。
彼女の登場で、ファッション業界は、流れを変えたのです。
そして、ジゼルの登場により、ブラジリアン・モデルブームが起き、アドリアナ・リマや、アレッサンドラ・アンブロジオなどのブラジル人モデルが第一線で活躍するようになりました。
ジゼルの活躍がどこまで続くのか、ファッション業界もマスメディアも、益々注目しています。
